【chapter3 新しい恋の見つけかた】第12回 浮気するタイプの男性に自分から近づいていた

【chapter3 新しい恋の見つけかた】第12回 浮気するタイプの男性に自分から近づいていた

恋活サプリWEB小説「幸せになれる恋の近道」

 

「素敵な男性と出会って、幸せになりたい」

「恋愛で遠回りをしないためのヒントが欲しい」

そんな女性の気持ちにやさしく寄り添い、

新しい恋に踏み出すパワーをくれる恋活WEB小説を作家の内藤みかさんが綴ります。

 

これまでの内容は、記事下のリンクへ

 

■同じ恋のパターンを繰り返す“恋愛グセ”

 

私はどうしていつも、本命として見てもらえないんだろう。

みちるさんは、空になったカップにローズヒップのハーブティーを注ぎ足しながら、私の疑問に答えてくれた。

 

「あなたのことを、ちゃんと、本命視してくれる人は、いるわ」

「本当ですか?」

「ええ。でも、あなたは、そういう男性とお付き合いしたことはないのでしょう?」

「ないです……」

 

振り返ると、私の恋愛はいつも、こんな感じだった。

彼女といつか別れるから、と言いながら、そのままずっと別れてくれなかった人もいる。

いつだって、やっと彼氏ができても、他の女性の影に、苦しんでしまう。

 

「同じような恋のパターンが続いているのね。それは、どうしてだと思う?」

「理由があるんですか!?」

「あるわ。それは、あなたの恋愛グセだと思うわ」

「恋愛グセ?」

「そう。例えば髪をいじるクセがある人がいるように、恋愛にもクセがあるの」

 

 

■似たような男性に自分から近づいていた

 

みちるさんは、おだやかな声で、続けた。

「自分のクセって、無意識にしているから、人に言われなくちゃ、気づかないこともあるわよね。例えば、髪をいじってますよ、と言われて初めて気がついたりとかね」

「はい」

「だからね、恋愛も、気付くことが必要なの。今、あなたは気づいたのね。浮気をするような人とばかり、恋をしているって。それがあなたの恋愛グセなのよ」

 

「その話が本当なら、どうして私はそんなクセができちゃったんでしょう」

「今までの恋愛のパターンが体に染み込んでいるから、似たようなタイプの人がいると、懐かしく感じてしまって、気づかないうちに自分で近づいてしまうのね、きっと」

そんな風に言われると、そんな気もしてくる。

 

前の彼氏に出会った時、話しやすいなと感じたし、初対面の時から打ち解けられた。

その時も、確かに私から彼に近づいた。

なんだか初めて会った気がしなかったから。

 

 

■浮気して捨てられる恋愛パターンから抜け出したい

 

「それが恋愛グセなの。気づかないうちに、同じようなパターンの恋愛パターンの男性に、懐かしくなって自分から近づいていたのよ」

「……」

 

初めて会った気がしないの、ずっと前からあなたのことを知っているみたい。

運命なのかな、と感じるこのときめきは、実は、以前の男に似ているところを見出していただけだったにすぎなかった。

前の男に似ていたら、懐かしくもなるだろう。

言われて初めて気がついた。

 

顔は似ていないから、誰にも、前の人と似てるねとは言われなかった。

そして気づいたら、同じように浮気されて捨てられるというパターンにハマってしまう。

 

「こんなのイヤです」

私は首を横に振った。

「私は私だけを見つめて、よそ見しない人と、恋をしたいです」

「大丈夫よ」

みちるさんはうなずいた。

「今、あなたはクセに気づいたんだもの。これからは同じパターンじゃなくなるわ、きっと」

 

 

【chapter4】に続く

連載 幸せになれる恋の近道

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ライタープロフィール

内藤 みか

内藤みか

ないとう みか

作家/脚本家/イケメン評論家。山梨県出身。
『イケメンと恋ができる38のルール』(ベストセラーズ)、『年下オトコ×年上オンナ』(ゴマブックス)など著書80冊以上。
ラジオドラマ脚本『婚活バスは、ふるさとへ』(YBS)で文化庁芸術祭優秀賞&日本民間放送連盟賞優秀賞。
舞台脚本『男おいらん』はマンガ化や小説化も。イケメン電子写真集『Japanese Hot Guys』ではカメラも。
「内藤みかのイケメンブログ」

http://ameblo.jp/micanaitoh/

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